
おめかしハーフパンツについて
パンツスタイルでも
はんぶんこのシャツとのセットアップも楽しみたい
そんな想いから生まれた「おめかしハーフパンツ」
"とっておかないとっておき"
への想いから、カジュアルなイメージのハーフパンツも、ちょっとおめかしの日にも馴染む一着に仕上げたい、とおつくりしました
裾に向かってやや広がるシルエットや、センタープレスの位置に入れたステッチ、ちょっと太めのベルトなど、おめかしシーンにも馴染む仕様を詰め込んでいます
シャツをきっちり入れ込んで
ベルトをしめてクラシカルに…
Tシャツにさらりとあわせて
カジュアルに…
気分やシーンに合わせて、お好みのスタイルでお楽しみください

<どんな体型の型にも心地好く…を目指したウエスト>
おめかしハーフパンツのウエストには
工夫を詰め込みました…!
平置き状態のウエストサイズは86cm
メンズのLサイズ位のサイズになっています
背面はゴムとなっているため、それより大きなサイズの方にもご着用いただけます
前面には紐を通し、細身の方には紐をしぼってご着用いただけるようになっています
更に、紐を絞るとウエスト総ゴムのような、ややカジュアルな印象になるため、ちょっとおめかしの日にもご着用いただけるよう
紐で絞った生地をタックのように畳んでご着用いただけるようにしました
ウエストを絞ってご着用の方は、おめかしシーンにはぜひ、紐を絞って余った生地をステッチ部分に合わせて畳み、付属のベルトで畳んだタックを抑えてご着用ください
もちろん、紐でぎゅーっとしぼったままの状態でもご着用いただけます

<どんな体型の型にも心地好く…を目指した裾>
パンツの丈はとても大切ですよね
少し長すぎても、少し短すぎても
身体が綺麗に見えなかったり
思い描いていた印象にならなかったりします
おめかしハーフパンツは
丈もメンズのLサイズのハーフパンツ相当、着丈 52.5cmとなっていますが
裾の裏側にもバティックを7cmほど合わせておくことで、裾をまくっても縫い目が出ないようになっています
お好みの丈にロールアップしてお楽しみください
また、股上を深めにお作りしていますので、付属のベルトや紐で、ハイウエストにはいていただくことも可能です
お好きなスタイルでお楽しみください

<自由に調節いただけるベルト>
おめかしハーフパンツには、付属のベルトがついています
ベルトの有無で印象を変えていただけるのはもちろん、
ベルト穴の無い、お好きな位置で留めていただけるタイプのベルトになっておりますので、身体の心地好いところでお使いください
レストランの帰り道はちょっと緩めて…なんていうことも自由自在です

<水牛ボタン>
おめかしハーフパンツのボタンには、水牛を使用しています
ベルトなしでご着用いただいても、ボタンの色が程よいアクセントになってくれます
当たり前ですが、自然からのいただきもの、1つ1つ色の出方が異なります
お気に入りのボタンを探してみてくださいね

<もちろん左右にたっぷりポケット付>
左右に手がすっぽり入る大きなポケットがついています。
スマホにお財布、ちょっとしたお化粧品、ハンカチ、ティッシュ、なんでもお入れください。

そして、AFRICLのお服、すべてに共通することですが
全体に、手染めのバティック(ろうけつ染め)を使用し、
日本で丁寧に裁断、縫製いただいています。
バティックは、今の色、をとっておきたい場所に蝋を置き、その上から生地全体を染めると、蝋をのせた場所だけ染める前の色が残る、という特性を利用した染め方です。
そのため、色一つごとに
・蝋を溶かす
・蝋を生地につける
・蝋が乾くのを待つ
・生地全体を染める
・生地が乾くのを待つ
といった工程が必要となり、おおよそ一色染めるのに1日かかります。
柄一つ一つが、職人さんが蝋を生地に手でのせていくことで生まれ、蝋が乾く過程で出来たヒビが、クラックと呼ばれるスジとなります。
どんなクラックが出来るのか、蝋が乾いたときの柄の付き具合、人の手で制御しきれない偶発性もお楽しみいただけたら幸いです。

そして、その生地が日本へ到着すると、日本の縫製工場さんのもとへ
服を縫う前には、パーツごとに裁断が必要になりますが、多くの場合、何着分も生地を重ねてまとめて裁断されています
しかし、AFRICLのバティックは、手染めの揺らぎのある柄ゆき
柄の位置もまっすぐなようで真っすぐでなかったり…
柄の出方も蝋の付き具合により濃淡があったり…
そんなバティックの生地が、纏った時により美しくなるように…
どうパーツをとったら、縫いあがった時に綺麗に柄が繋がるか?
全てを揃えることは難しいバティックで、どこを優先させると美しく見えるのか?
1枚1枚、1パーツ1パーツ、裁断士さんが考え流れながら、裁断をしてくださっています。
バティックは1枚1枚、異なるので、原則をすりあわせていても、実際に向き合ってみると、これはどうするのがいいのかな?と必ず思考が必要となります。
時には、リアルタイムで、この生地はどうしようか?と相談しながら…途方もない気力と労力をかけて
職人さんが手染めしてくださったバティックを、美しい一着にするために、尽力いただいている工場の皆さまに心から感謝です。